社長インタビュー

Giveeは、人々に可能性を届けることで「感動的な仕事で、可能性をGiveする」というミッションを掲げるスタートアップ。
クリエイティブを軸にしながら、お客様、自社メンバー、そして関わるすべての人が満たされる「最幸」の実現を目指し、日々挑戦を続けています。
本記事では、代表取締役、村上の人生がGivee創業にどう影響したのかなどを、
社内で最も長い付き合いの社員、関口との対話で、3話にわたって紐解いていきます!

関口:
社長の原点について、改めて聞かせてください。どんな環境で育ってきたのでしょうか?
村上:
生まれだけど、宮城県の気仙沼大島という島で。
気仙沼自体が東京から3〜4時間かかる場所で、そのさらに先にある島なんだけど、コンビニはなく、信号機はたった1つ。なぜか幼稚園だけ3つあって(笑)
幼稚園から10人ほどの子どもたちが集まり、小学校・中学校・高校まで、ほぼ同じメンバーで育つような環境で、小さいころから自然と「みんなをまとめる側」の役割になることが多かった。
家族は、両親も親戚もほぼ教師。
3人兄弟で、三歳上に兄、三歳下に弟がいて、ちょうど真ん中だから、いつも自分の立ち位置を相対的に判断するクセがあった気がする。
弟には知的障害があり、幼少期から「この子の将来はどうなるんだろう」と考える時間が多かった。
中学生の頃から“いつか自分が弟を支えるんだ”という意識が強くなって、人生というものを早い段階で深く考えるようになったんだと思う。
当時は自分自身も周りの環境で最適解そうな「学校の先生」になりたいと思っていたんだけど、同時に「もっとやれることがあるのでは?」という葛藤もあって。
弟のことを考えても、教師になった場合、最終的に家族全体を支えるのは難しいかもしれないとも感じていたりもしながら、その頃は考えることを少し放棄してしまって、まずは地域でも妥当な高校に進んだんだよね。
文武両道で、部活も勉強もやりながら過ごしていた高校時代、そして大学に進学してすぐの頃に、東日本大震災 が起こって。
震災の話を “原点” とするのは少し分かりやすすぎてあまり言いたくなんだけど、正直、自分の人生にとってとても大きい出来事だった。
関口:
あの震災の最中にいらっしゃったんですね。
震災が社長の価値観に与えた影響について、少し具体的に聞かせていただけますか?
村上:
震災で生まれ育った地域は大きな被害を受けて、家も津波の波を被って、近所の人たちもたくさん亡くなって…。
そんな中で、奇跡的に家族はみんな生き残った。タロー(ワンちゃん)だけは流されてしまったんだけどね…。
兄は当時山形大学にいて、弟も仙台の学校に行っていて、震災後すぐには家族全員が揃えなかったんだけど、
1ヶ月後にようやく全員で会えた瞬間に、「生きていることは当たり前じゃない」と強烈に感じて、そこから家族との“絆”がより深くなった。
震災を経て、「復興のために力になりたい」という思いが大きくなり、環境開発や地域づくりを学ぶために、もっとチャレンジングな環境に行こうという気持ちが生まれたのと同時に、アメリカからも日本全国からも多くのボランティアが支援に来てくれたことで、“無償の愛”を感じる機会に触れたんだよね。
その支援の光景を見て、元々あった「自分も何かできるのではないかという」という思いとうまく合致して、いろいろな人たちに価値を届けたいという気持ちが、そのときに大きく芽生えて、もっと生きているステージを上げようと思った。
関口:
そこからイギリスに行かれたんですよね?
村上:
そう。もっと広い視野で学びたいと思って、イギリスへ留学して、環境開発学(サステナビリティ)を大学院で学びながら、最初は世界銀行やJICAで働きたいと思ってね。
でも学んでいくうちに、まだ日本のこともよく知らないし、仮にJICAに入ったとしても自分の地元を直接盛り上げることは難しいと感じるようになったんだよね。
最終的に、「自分で会社をつくり、経営という形で価値を届けたほうが、自分の大切な人たちに“直接”貢献できるのではないか」ということに気づいて。
この気づきが、起業という選択肢を現実に引き寄せた。
さらに、震災、家族、地域、支援者、そして海外での学び。
これらすべてがつながって、「自分が会社をつくりたい」という思いが固まっていった。
これが、Givee創業に至る最初の背景かな!

関口:
Giveeを立ち上げる大きなきっかけは、東日本大震災にあったのでしょうか?
村上:
やっぱり震災の経験が大きいよね。
家も被害を受けたし、周りの多くのものが一度リセットされて、その中で日本全国や海外からも多くの支援を受け、“無償の善意”というものを強く感じたという経験が、自分の価値観の核になった。
だからこそ、いまのミッションは「人々に可能性を届ける」こと。
これは“恩送り”の気持ちそのもので。
「選択肢があることで未来が変わる」
その感覚を、たくさんの方に届けたいと思ってGiveeを創業することにしたから、大きなターニングポイントだよね。

関口:
創業初期は大変なことも多かったと思いますが、エピソードやそこからの学びはありましたか?
村上:
正直に言うと、たくさんあった(笑)
特に、“理念を共有できていないメンバー”と働いた時期はつらかったかな。
利益だけを追う人がチームに入ると、組織は壊れるんだよね。
そこで学んだのは、「理念がない組織は迷う」ということ!
今のGiveeが良い組織になってきたのは、自分の考えや経歴、理念、ビジョンをしっかり伝えて、同じ価値観を持つ仲間とGiveeという世界観を一緒に創れるようになったからだと思ってる。
関口:
価値観が合う仲間って、大事ですよね!

関口:
プライベートは、どう過ごされてますか?
村上:
意外かもしれないけど、プラネタリウムとかサウナが好きで、1人でよく行くんだよね!
あの静かな空間で綺麗な景色を見ていると、頭の中が“無”になる。
瞑想もルーティンだし、美容院とかで目を閉じている時間も好き(笑)
自律神経が整うというか…自分にとって大切なリセットの時間だね。
関口:
自律神経を整えるのは大切ですよね。
あと、意外にアクティブな面もありますよね?
村上:
そうなんだよね(笑)
意外に漢なんだけど、トレーニングが好きで「ビッグ3」の合計400kgを目指してて、
ベンチ105kg
デッドリフト160kg
スクワット120kg
今年は絶対クリアしたい!
関口:
すごすぎますっっ(驚愕)
お子さんのお話もよくされていますよね。
村上:
息子を育てることが、今は一番の幸せかな。
毎晩“ムニムニした足”を触りながら寝ていて(笑)、その時間が本当に癒し。
父親としての感覚は年々強くなっていて、息子が生まれていなかったら、僕はずっとハードワークで突っ走っていたと思う。ある意味、息子のおかげで人生のバランスが取れるようになったかな。
関口:
想像するだけで微笑ましいです。息子さんの存在は、偉大ですね!
村上:
あと、大谷翔平は毎朝YouTubeでチェックしてて!
ホームランを打った日は気分が違う(笑)
誰かを元気にできる存在って、本当にすごいよね。
僕もGiveeを通じて、そんな存在になりたい。
関口:
社長も学生時代は、野球されてましたもんね!
大谷さんは尚更ヒーローですよね。
第1話では、Givee株式会社の代表、村上の起源やその人柄について深掘らせていただきました。
第2話は、理念や経営スタイル、社員との良い関係構築の秘密に迫ります!
乞うご期待!
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